印刷 関連トピックス欧州連合(EU) 中東和平を仲介する米国や欧州連合(EU)など4者(カルテット)は3日、ヨルダンの首都アンマンで会合を開き、パレスチナとイスラエルの和平交渉責任者が2010年秋以来となる直接協議を行った。 パレスチナ側は、4者が1月26日までに提出するよう求めていた国境画定と治安問題についての案を提示し、イスラエル側が持ち帰って検討することになった。和平交渉の本格再開には、「双方の隔たりが大きい」(会合を主催したヨルダンのジュデ外相)ものの、両者は近くヨルダンで再協議に臨む見通しだ。 4者は昨年9月、12年末までの和平合意を目指す行程表を発表した。08年のイスラエル軍によるガザ攻撃で中断していた中東和平交渉は、米国の仲介で10年9月に再開したが、同月末にイスラエルが占領地ヨルダン川西岸のユダヤ人入植住宅建設の凍結を解除したことで再び頓挫している。 続きは朝日新聞デ