Flask にはリクエストを処理するコールバックが呼び出される前と後に何らかの処理を挟むことができる。 Web アプリケーションフレームワーク的には一般にフィルタと呼ばれているものかな。 ロギングや認証など、複数のコールバックを横断するような処理は各コールバックの中に書いてしまうと煩雑になりがち。 同様の仕組みは WSGI Middleware を使っても実現できるんだけど、アプリケーションの中で完結していると分かりやすい。 ひとまず Flask をインストールしておく。 $ pip install flask 前後に処理を挟むには Flask#before_request と Flask#after_request のデコレータを使う。 次のサンプルコードでは、これを使ってリクエストとレスポンスの内容をログに残している。 #!/usr/bin/env python # -*- codin