(CNN) フランスの航空管制官がストに突入した影響で、空の便の欠航や遅れなどの混乱が欧州全土に広がり、大勢の乗客が足止めされている。 欧州航空安全当局によると、管制官のストは25日で2日目に突入し、不安定な状況が続いている。 この影響で英ブリティッシュ・エアウェイズ、イージージェット、ライアンエアなどの便に欠航や遅れが出た。 ライアンエアは25日に運航を予定していた1600便のうち15%の欠航が予想され、便の遅れが重なって状況はさらに悪化するかもしれないと説明。「フランス航空管制官の不必要で残念なストライキによってご迷惑をおかけていることをお詫びします」とのコメントを発表した。 同航空は欧州連合に対し、航空管制官によるストを禁止するよう求めていた。 25日にはベルギーのブリュッセル空港も、同国の一部管制官がスト決行を決議したため、現地時間の午後6時以降の全便が欠航になったと発表した。 各