サブタイトルは「私は如何にして心配するのを止めてWebを愛するようになったか」 2007年に発表したプレゼンですが、今にも通じるテーマだと思うので公開しました。 動きの速い業界ですが、抑えておくところを抑えておけば翻弄されずに前に進むことが出来るのではないかと考えています。Read less
ブログ記事をより多くの方に読んでいただくために、 小手先の文章テクニックや 場当たり的なアクセス稼ぎテクニックなどよりも はるかに効果のあること があると思います。 それは、経営戦略の基本中の基本である、需給バランスに徹底的にこだわることです。 すなわち、需要があるのに供給が不足している記事を書くのです。 本来、「需要があるのに供給が不足している」というのは異常な状態です。 なぜなら、みんなが読みたがっているのに、誰も書いていない記事を書けば、たくさんの読者を獲得できるのは明らかだから、そういう記事は瞬く間にたくさんのブロガーに書かれ、需給はすぐにバランスしてしまうはずだから、 そんな状態は、本来アリエナイはずだからです。 したがって、「需要があるのに供給が不足している」という異常な状態は、 なにか「供給を阻害している要因」がある場合にしか生じません。 なので、取るべき戦略は、 記事の供給
こんばんはkobeniです。from Tokyoです。 私は、きょうも自宅待機をしていました。 家の近所の桜のつぼみが、かなりパンパンというか、 もうすぐ咲くぞ…!というような、気合いに満ちた感じになっていたので、 開花宣言もうすぐか?とか思っています。 さて。 昨今、「広告」のお仕事というのは、非常に地味な存在になっていて、 成長めざましいITベンチャーのお仕事なんかに比べると、 なんていうか「ちょっとダサい」みたいな(笑)存在になっていますよね。 そんなんなのですが、私は、いちおう広告業界の端っこで、広告の仕事を10年以上やってきました。ブログの記事を書くときも、そこで教わってきたことに、かなり助けられつつ、やっています。 広告業界の人間が、新人の頃から、繰り返し、ひたすら叩き込まれることがあります。 それは、広告をつくる、つまり、誰かに情報を伝える(主には、「これを買ってください」と
日ごろから、説得力のあるブログ記事を書きたいと思っています。 人の心を手玉に取れる心理操作 心理学の基本を学びながら、人を「説得」する方法を理解することができる良本です。心理学は、ビジネス、組織、恋愛、ご近所付き合い、そしてブログやソーシャルメディアのネットコミュニケーションなど、人がかかわるすべての分野に直接的に応用が効く、万能な知識です。一冊は読んでおくことをお勧めします。 竹岡式ラーメン 梅乃家 / 8ch 1.質より量、そしてディテール たとえば、レストランで料理を選ぶとき。メニューにただ「ビーフシチュー」と書いてあるようりも、「シェフ自慢の黒毛和牛とろとろビーフシチュー」と書いてあるほうが、ずっと魅力を感じないだろうか? 1つより10個の論拠、そして、細部へのこだわりを示すことで、読み手はより具体的な情景を思い浮かべることができます。どんどん詳しく書いて、ある程度の文章量を確保し
転職、すなわち中途採用の面接では、自分が過去に取り組んだ仕事について質問されます。 しかも、ごまかしがきかないよう、具体的な行動内容を、細かく聞かれます。 広く浅く訊くのではなく、何カ所か適当に選んで、狭く深く訊いていきます。 たとえば、エンジニアなら、過去に自分が開発したシステムにおいて、 なぜ、そのフレームワーク、ツール、ライブラリ、DBを使ったのか? 他に、どのようなフレームワーク、ツール、ライブラリ、DBが候補として 上げられたのか? 他の選択肢と比べて、どの様な短所と長所があるのか? なぜ、他の選択肢ではなく、それを選んだのか? 使う前に、どのように性能評価・検証したのか? なぜ、ある部分を汎用的に作り、別の部分をハードコーディングしたのか? なぜ、その設計だと、生産性が高く、トラブルのリスクやメンテナンスコストが低くなるのか? もっと低くできる余地として、どのようなものが考えら
ちきりんがツイッターを始めたのは去年の秋、会社を辞めた時なのでまだ半年ほどです。当時、「ツイッターを始めるとブログの更新が極端に少なくなる」ということが多くのブログで起っていたので、「私もツイッターを始めたらブログ書かなくなるかな?」と思ってました。 で、半年。結論としては、そういうことは起らなかった。 それより少し前(昨年の6月)に身辺雑記のための別ブログ、“ちきりんパーソナル”を分離したことで本体ブログの更新頻度は減りましたが、ふたつのブログを合せると以前と同様のペースです。 ということは、私にとっては「ブログとツイッター」は代替可能ツールではなかった、ということなので、じゃあ何が違うのか、について考えてみました。 ちきりんにとってのツイッターはまず (1) プロモーション・メディアです。 ここでプロモーションしているのは、 ・ブログのエントリ ・他所に書いた記事や取材された記事 ・本
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