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2010年1月20日のブックマーク (2件)

  • 書籍も「ライブコンサート化」へと向かうのか? ネット未来地図レポート | 佐々木俊尚公式サイト

    著名ミュージシャンのマドンナは、その戦略で一歩先を行っている。彼女は昨年、長年つきあってきたメジャーレーベルのワーナーミュージックとの契約を終了させ、ライブコンサートを手がけているイベント会社と再契約したのだ。これはアンビエント化して収益力の低下した音楽空間で収益化するのではなく、ミュージシャンとファンがリアル空間の中で出会うコンサートという場に収益の中心を移していこうという動きである。ライブの入場料や写真集、Tシャツなどのグッズ類など、ネットワーク化された環境としての音楽ではなく、リアルな場としての音楽こそが収益の源泉となってきているのだ。 おそらくこうした方向性は、いずれ書籍の世界にもやってくる。音楽iTunesの独占支配によってアンビエント化とソーシャル化に二分されてきているように、書籍も来年から推し進められるであろう電子書籍化によって、同じような二分化が始まる。読書空間の多くの部

  • VIDEO NEWS消えゆくマスメディアとその後にくるもの »

    あれこれといろいろな可能性を考えてみても、どうやらマスメディアはもうどうにもなりそうもない。 新聞は発行部数と広告収入の落ち込み、テレビは視聴率の低下と番組の画一化、低俗化に拍車がかかり、雑誌は廃刊が相次ぐ。しかも、マスメディアの報じている内容が、ほとんど社会のニーズを満たせなくなっているという感覚は少なからず広がっているようだ。 成熟した社会にはもはやマス自体が存在しないのだから、いつまでもマスメディアが存在できるはずがないという説明もあるが、それにしても昨年あたりからのマスメディアの衰退ぶりを見るにつけ、いよいよそれが現実のものとなってきたとの感は否めない。 「2011年 新聞・テレビ消滅」の著者でジャーナリストの佐々木俊尚氏は、マスメディアの崩壊はもはや避けられないと断言する。そして、それは既にマスメディアを支えてきた社会や技術の構造そのものが変わってしまったからに他ならないと言う。

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