松下電器産業では、これまでにも数機種のDVDカメラを発売してきたが、いずれも日立製作所がリリースしたものと実質的に同じ製品だった。すなわち、共同開発というスタンスである。今回紹介する「VDR-D300」は、同社が初めてオリジナルで開発を行ったDVDカメラだ。 “新DVDムービー”「VDR-D300」には、同社がDVカメラ分野で熟成させてきた技術が注ぎ込まれている。まずは3CCD方式の採用。今回、DVDカメラのラインアップが一新されたことで、同社の現行ビデオカメラ(SDビデオカメラも含め)は晴れて、全製品で3CCD搭載ずみということになる。DVD記録ではMPEG-2圧縮を行うため、同じ3CCD搭載のDVカメラと比較すると、最終的な品質において不利なことも否めないが、それでも、搭載によるメリットは大きいといえる。もちろん、ジャイロセンサーによる光学式手ブレ補正機構も内蔵ずみだ。 操作周りに関し
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