新型コロナウイルス(COVID-19)の影響が続いている。爆発的な拡大とまではいかないが、そのピークが見えないため、不安がなくなることはない。メディアも連日この新型コロナウイルスに関わるニュースを報じ続けている。 その不安のために購買が殺到しており、いまだにマスクやアルコール消毒液がドラッグストアから消えている。無自覚症状の新型コロナウイルス罹患者がいるために、マスクは拡散防止に有効かもしれないし、アルコール消毒液はインフルエンザなどの予防にも有効とされる。新型コロナウイルスがパンデミックと宣言されるなか、これらの商品を求めるのは必然なのかもしれない。 しかし、先日、日本では余計な買い占めが観察された。トイレットペーパーやティッシュペーパーなどだ。さすがに、トイレの回数や鼻をかむ回数が急増するわけでもないだろうに、第一次・第二次オイルショックのときのごとく、人々はドラッグストアに列をなした