細かい要素が雪だるま式に増えている。2015年、ウェブは実に醜い場所になった。ページビューを稼ぐための仕掛けとわずらわしい広告が、あまりに増えすぎているのだ。不快で重い動作が当たり前になってしまっている。 この問題の本質は、パブリッシャーのニーズが消費者のニーズと一致していないことにある。一般の人々はシームレスに情報へアクセスしたいと思っているが、パブリッシャーはお金を稼ぐ必要があるのだ。この利害の衝突は、目に見えて起こっており、これまではパブリッシャーが優勢な状況だった。 だが、アドブロックの登場は、消費者がウェブ体験を我慢できるレベルにとどめておくために反撃していることを示す動きといえる。そして、アドブロックはいまも拡大を続けている。 この記事は、ザ・バーバリアン・グループ(The Barbarian Group)のメディアおよび配信担当エグゼクティブディレクターを務めるコリン・ナージ
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