今回の回答者: さくらインターネット 執行役員 運用部 部長 高橋 隆行 総務部 総務チーム リーダー 町田 知紀 2011年にIPv4グローバルアドレス(以下、IPv4アドレス)の在庫が枯渇し、アドレス管理団体が日本の企業に新規のIPv4アドレスを割り振れなくなりました。そこで同年8月、IPv4アドレスを「移転」する制度ができました。企業間で個別に交渉してIPv4アドレスを融通できるようにしたのです。 当社はデータセンター事業者ですので、IPv4アドレスは今後も大量に必要です。そこで他社が保有しているIPv4アドレスを買い取る形で「移転」を実施してきました。 買い取りにあたって、「他社に割り振られていながら使われていないIPv4アドレス」を探しました。具体的には「割り振り済みのIPv4アドレス一覧に載っているが、インターネット上の経路情報に含まれていない(使われていない)IPv4アドレス
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