http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0910/04/news001.html 大学院生の数がここ20年で三倍になっているが、そのもとになっているのが1991年の文部省の「大学設置基準問等の改正」の中の「世界的水準の教育研究の推進」という方針で、そこには次のように書かれているという: 世界をリードするような研究を推進するとともに、優れた研究者や高度の専門能力を持った職業人を養成するための拠点として、大学院を充実強化していくことです こうして、このころから日本の大学院に期待される役割が研究者養成だけではなく、高度な専門知識・専門技能をもった職業人の養成も含まれるようになり、それにともなって、研究者の就職市場での需要を上回る博士号・修士号取得者が大学院で養成されるようになった、ということらしい。大学院重点化の問題はもうすこしいろいろあるのだけ