静岡県富士宮市選挙管理委員会は23日、21日投開票の参院選比例代表で、自民党の山田太郎氏の票を、れいわ新選組代表の山本太郎氏の票に誤って計上していたと発表した。山本氏が1453票、山田氏は0票と結果を出していたが、山本氏938票、山田氏515票と訂正した。県選管は、候補者の当落に影響はないとしている。 開票結果を不審に思った市民らから、間違いではないかとの指摘が電話やメールで相次ぎ、市選管が調査した結果、計上ミスが分かった。 開票作業で候補者ごとに分けた票を束ねる際、山本氏の点検表を誤って山田氏の束に付けていた。その後の確認でも気付かなかった。担当者は「名前が類似しており思い込みで間違えた。確認が不十分だった」と話しているという。