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  • 5G時代の到来で、自動車業界から「劇的に消える仕事」「生まれる仕事」

    自動運転をリードするのは? 5Gは、自動運転からデジタルヘルス、VR、ストリーミングサービスまで、大きな変革をもたらすといわれる。自動車関連のマーケットリサーチ会社、TUオートモティブによると、米国での5G関連の投資総額は2035年には1兆2,000億ドルに達し、5Gのバリューチェーンのみでもたらされる経済効果は3兆5,000億ドルに達する見込みだ。 5Gの導入、普及に伴い、業界をリードする役割にも変化が見られ始めた。TUオートモティブが行った調査によると、2017年の時点では「自動運転の開発、業界スタンダードの設定をリードするのは誰か」という問いに対し、答えが分散していた。自動車メーカーはもちろん、グーグルやアップルなどのテクノロジー企業、通信会社、自動車サプライヤー、クラウドサービスなどがそれぞれ10%以上の回答を占めていた。 ところが2019年に同様のアンケートを行うと、テクノロジー

    5G時代の到来で、自動車業界から「劇的に消える仕事」「生まれる仕事」
  • アストロスケールは、スペースデブリ除去事業で宇宙版「共有地の悲劇」に挑む

    人工衛星は既に現代社会の重要なインフラとなっている。携帯電話、テレビの衛星放送、スマートフォンのGPS機能、カーナビ、飛行機や船舶へ提供する正確な天気予報など、人工衛星がなければ現在のサービスは維持できなくなるだろう。その人工衛星の運用を妨げる大きな問題として「宇宙ゴミ」(スペースデブリ)の存在が指摘されている。 想像してみてほしい。もし高速道路が障害物で溢れかえっていたら、自動車の運転は難しく、物流も滞るだろう。宇宙空間は早くも、そのような状態に陥っている。1957年に人類初の人工衛星スプートニクが打ち上げられて以降、宇宙空間を保全するルールがほとんどないまま、開発競争が行われてきたのだ。 JAXA(宇宙航空研究開発機構)の調べでは、10センチ以上のスペースデブリは2万個、1センチ以上のものは50万から70万個が確認されている。秒速7キロメートル、時速にして2万5000キロ以上のとてつも

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  • アクセルスペースとはいかなる企業か?JAXAが人工衛星開発を「丸投げ」できる理由

    従来、JAXAの人工衛星は、製造を三菱電機などの大手メーカーが行い、開発・運用はJAXAが主体となって行っていました。小型の人工衛星を用いた実証実験においては、高い技術力を持つ企業や研究機関が部品を用意し、JAXAが衛星体を提供するという契約です。 こうした中、人工衛星の開発・製造・運用まで全てを委託するという一大プロジェクトを受注したのがアクセルスペースです。 アクセルスペースは東京大学・東京工業大学で生まれた超小型衛星技術をもとに2008年に設立されました。世界初の民間商用小型衛星「WNISAT-1」をはじめとした人工衛星を、圧倒的な低コストで開発しています。 これまで政府主導で行われてきた人工衛星が民間でも開発できるようになったのは、その小型化・低価格化が理由です。アクセルスペースは、大型衛星の1/10~1/100のコスト、5~10年かかっていた開発期間も2年以内まで短縮させていま

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