日本サッカー協会はあす30日、W杯アジア最終予選イラク戦(9月11日 埼玉ス)とその強化試合となる「キリンチャレンジ杯 2012」UAE戦(6日 東北電)に向けた日本代表メンバーを発表する。 気になるのは、今回もザッケローニ監督(59)の“Jリーグ軽視”が継続されることだ。本田圭佑(25)=CSKAモスクワ=や香川真司(23)=マンチェスター・ユナイテッド=ら、欧州組中心のチーム編成は確実。こうした状況に、国内では不満の声が噴出している。 「代表の門戸はいつでも平等に開いている」という指揮官だが、ベネズエラ戦(15日 札幌)でもそうだったように、サプライズ人事は一切ない。同じ欧州組でも、所属選手が起用されないドイツのクラブから「使わないなら呼ばないでほしい」とクレームがつけられるほどだが、国内組はさらに深刻だ。 たとえば、現在リーグ得点王は17得点の佐藤寿人(広島)。9年連続2けたゴ