12月6日、2014年のJ1リーグは最後の一戦を終え、ガンバ大阪の優勝、大宮アルディージャの降格という結末をもって閉幕した。今週のJ論ではそんなJ1リーグを振り返りつつ、現状のJリーグをあらためて見つめ直す。来季からは2ステージ制が採用され、短期決戦の要素を強めるJ1リーグ。それだけに1シーズン制のラストイヤーで見えてきたものはあるはずだ。続いては大ベテラン・後藤健生が、今年あらためて見えた「日本の弱点」を指摘する。 ▼これは浦和の問題にあらず 優勝を逃した直後の記者会見。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督は最後の頃になって本音を漏らし始めていた。 ヨーロッパのリーグとの比較について聞かれ、「ヨーロッパだったら、勝ち点5も離していれば、守り切ることができるはず。『レッドカードをもらってでも守って来い』と言いたいところだが、ここは日本だから……」と、愚痴とも言える趣旨の発言が飛び出した。 第31節
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