衆院予算委員会で厚生労働省の毎月勤労統計問題について答弁する姉崎猛・元同省統計情報部長=国会内で2019年2月22日午前9時28分、川田雅浩撮影 有識者による「毎月勤労統計の改善に関する検討会」の事務局を務めた元厚生労働省統計情報部長の姉崎猛氏が22日、衆院予算委員会に参考人として出席した。姉崎氏は、中江元哉元首相秘書官(現財務省関税局長)の意見をきっかけに検討会の結論が変わったのではないと否定したが、野党は不自然さを追及し、疑問はなお解消されていない。 姉崎氏は2015年9月14日午後、中江氏と首相官邸で面会した際、調査対象事業所の入れ替え方法について「コストの問題より実態を表すという観点からは部分入れ替えという考え方もあるのではないか」と助言された。同じ日に検討会の中間的整理案の結論部分が「総入れ替え方式で行うことが適当」から「引き続き検討する」に変わったことについて、姉崎氏は「15年
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