わかばマークのMacの備忘録 RSS * Admin * Write 初心者による Mac OSX の便利な使い方や、ソフトウェアの紹介など、Macのこといろいろ。
小説の読み方指南の良書、一冊で小説技法と批評理論の両方を俯瞰する。 読書本は多々あれど、ほとんど対象はノンフィクションに限られる。つまり、すばやく情報を吸収し、的確に批判するためのハウツーを宣伝している。書店の平台に乗っているコピー本のオリジナル、アドラー「本を読む本」を精読すれば事足りるかと→わたしのレビュー : 上から目線の「本を読む本」を10倍楽しく読む方法。 いっぽう、フィクション・小説だと話が違ってくる。小説の読み方を具体的にレクチャーする本は少ない。「小説を読む」という行為は個人的な体験とされているため、客観性を求められる批評がしにくい(と思われがちだ)。また、小説技法を味わうには、一定量の"修練"が必要で、教科的に身につけられるものではないとされる。 例えば、石原千秋「未来形の読書術」(レビュー)や平野啓一郎「本の読み方」(レビュー)あたりが小説の読書指南として挙げられるが、
30年ほど昔、デザインを教わっていた恩師の紹介でアルバイトとして勤めたのが、この写真の「木の事典」を出版した「かなえ書房」(有限会社編集室77)だった。学生の身ではあったが、実家は要介護の祖父母を抱えていて(母一人に介護が押し付けられていた)、暢気に学生生活ができるなど無理な話しであったから、自分の食い扶持は自分で稼がなければならなかった。 そこで私は、写植を打ち、現像をし、版下を作り、修正し、出来上がった版下を印刷会社へ入稿し、刷り上がった「カード」(木の事典は90枚前後のカード式の事典)を、仕事場であったマンションの一室のリビングに広げ、手作業で丁合を取り、袋詰めし、それをケースに詰め、倉庫代わりの押し入れに山積みし、注文がくれば「取次ぎ」に出荷した。それと平行して、この「木の事典」のダイレクトメールを作り(もちろんこれもデザインから写植版下までひとりでやっていた)、林業関係や学校関係
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