もう10日くらい前になりますが、Something Orange さんのところでこんな記事がありました。 漫画における「自動翻訳システム」。 ひどく大雑把に書くと、マンガでは本来外国語を話している筈の状況においても自動的に日本語に翻訳される、という内容のものです。 日本のマンガは日本の読者を想定して創られる以上、それは必然と言えますね。極端な例えをすると、『トーマの心臓』を全てドイツ語で書かれたりすると困ってしまう訳です。 物語の舞台が限定されていて、登場人物がすべて同じ言語を用いている場合はこれは特に問題になりません。 先程引き合いに出した『トーマの心臓』で言えば、キャラクターはすべてドイツ語を喋っているのです。それが自動的に日本語に翻訳されている、と。 トーマの心臓 (小学館文庫) 作者: 萩尾望都出版社/メーカー: 小学館発売日: 1995/08/01メディア: 文庫購入: 21人