新宿から特急スーパーあずさで甲府へ。甲府から身延線(みのぶせん)に乗り換え約1時間20分。古くから知られる山里湯治場・下部温泉(しもべんおんせん)。今回ご紹介するのは、下部温泉 大市館 裕貴屋(だいいちかん ゆうきや)。創業は明治8年。風格あるたたずまいの老舗温泉旅館です。 宿の送迎はロールスロイス。なんとも豪華。 現在の建物は昭和8年に、身延山久遠寺(みのぶさんくおんじ)の宮大工の手によって建てられた木造三階建て。築85年になる今も現役で旅人に親しまれています。 快適に過ごせる宿として、手を加えながらも昔ながらの帳場も残され、当時の風情を伝えています。 客室は和室と和洋室。上の写真は和洋室。そのほか中庭を望む広縁付き和室も趣があります(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます) 裕貴屋の自慢は洞窟風呂(上の画像)。地下からこんこんと湧き出る源泉はまさに神秘の湯。効能あらたかな下部の名