ひと目で心を奪われた “庭と縁側に惚れ込んで”、築36年の日本家屋を購入したのは2年半前。エディターの小川奈緒さん、イラストレーター&ライターの小池高弘さん夫妻が、4歳の娘とともに暮らす家は、まばゆいグリーンと、木の質感に心和まされる。 「和風がいいとか、特に思っていたわけではないんです。初めてここを訪れたのはちょうど2月だったのですが、庭に紅白のしだれ梅が咲いていて、それを見た瞬間に日本人のDNAが目覚めたというか、“いいな”、と感じました。もともとの造りがしっかりしていて、30年以上経っていても問題なく住める、そういう安心感もありましたね」 玄関にあがる石段や、その脇にあるつくばい、硝子に木の枠の引き戸など、もとからあったものはなるべく活かしてリフォーム。和をベースにした、モダンな現代風日本家屋が誕生した。
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