彼氏くんとたわむれつつ記念撮影していると、通りがかりのおじさんに不審な目でじろじろ見られたり、「何やってるんですか?」と真顔で尋ねられたり、「ここで撮影するといいんじゃない?」と親切に教えてもらえたりする。生き馬の目を抜くような東京砂漠で、見知らぬ人とあたたかい交流ができたのは彼氏くんのおかげだ。ありがとう。 冬の海に夕日が沈む。「夜景、観にいこうか」。記者は言う。2人は立ち上がり、手をつないで薄暗い浜辺を歩く。その先には、クリスマスツリーのピンク色の輝きと、きらめくレインボーブリッジ。2人のトキメキは最高潮を迎える。 「寒いね」――記者はつぶやく。「ごめん、ぼく薄着で、上着貸してあげられなくて」。彼氏くんは言う。「ううん、そんなつもりで言ったんじゃないよ」「じゃあ、その代わりに」――2人はそっと抱き合う……。
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