キャロル&チューズデイ 視聴フル 本作を観ると商業アニメは水準が高いことが当たり前で、そこから外れるアニメが目立つ現象に加担してるとすら思ってしまいますね。どのアニメも、絵のクオリティが高いから「俺が好きなのは妹だけど妹じゃない」みたいなのがやたら目立ってしまうし、逆にアニメ版「ポプテピピック」が作中でAC部を使うことが目立つみたいな。 優れたスタジオは京アニシャフト、トリガー、WITに続いてP.Aや動画工房とうるさい当書き散らしですが、ボンズも最前線のひとつだと言えるでしょう。むしろ商業のバランスと、試したいアニメート、デザインのバランスを考えればA-1やJ.Cの保守性と京アニシャフトの先進性の中間にある、唯一のスタジオといっていいです。しかしですね…… 火星の世界を体感させる美術 まず『キャロル&チューズデイ』はロマン・トマさんとブリュネ・スタニスラスさんの作り上げた世界観をすんなりと