idiotapeさん発の私家版世界十大小説が流行っている。私も昨日私家版をつくってみたのだけれども、どうも十選では足りない。この「十選では足りない」というのは多くの人の本音ではないかと思う。 というわけで、開き直って50の小説を選んでみた。 一人の作家につき一作品。 客観的評価ではなく主観的評価で選んだ。 セルバンテス以降の、近代小説に限定した。叙事詩であるホメロスやアーサー王、近代より前の散文文学である紫式部やトマス・モアなどは除いた。 文学的・芸術的評価ではなく、「読んだときの面白さ」で選んだ。 自分にとって難解すぎる作品は除いた。(例『ドグラ・マグラ』、『虚無への供物』、ヌーヴォー・ロマンなど) 中編・長編に限定した。短編の名手である芥川、O・ヘンリー、ヘミングウェイ、オコナーなどは除いた。 ヴェルヌ『十五少年漂流記』 ヴォネガット『スローターハウス5』 ウルフ『灯台にて』 オーウェ