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ブックマーク / ryoto.hatenadiary.org (2)

  • 十大小説×5 - for dust you are and to dust you will return

    idiotapeさん発の私家版世界十大小説が流行っている。私も昨日私家版をつくってみたのだけれども、どうも十選では足りない。この「十選では足りない」というのは多くの人の音ではないかと思う。 というわけで、開き直って50の小説を選んでみた。 一人の作家につき一作品。 客観的評価ではなく主観的評価で選んだ。 セルバンテス以降の、近代小説に限定した。叙事詩であるホメロスやアーサー王、近代より前の散文文学である紫式部やトマス・モアなどは除いた。 文学的・芸術的評価ではなく、「読んだときの面白さ」で選んだ。 自分にとって難解すぎる作品は除いた。(例『ドグラ・マグラ』、『虚無への供物』、ヌーヴォー・ロマンなど) 中編・長編に限定した。短編の名手である芥川、O・ヘンリー、ヘミングウェイ、オコナーなどは除いた。 ヴェルヌ『十五少年漂流記』 ヴォネガット『スローターハウス5』 ウルフ『灯台にて』 オーウェ

    十大小説×5 - for dust you are and to dust you will return
  • 世界十大小説 - Where Sweetness and Light Failed

    南方熊楠 地球志向の比較学 (講談社学術文庫) 作者: 鶴見和子出版社/メーカー: 講談社発売日: 1981/01/07メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 67回この商品を含むブログ (60件) を見る既に評価の定まった感のある、南方熊楠の研究書。鶴見和子に興味を持つ者・南方に興味を持つ者の双方が読むべきである。 著者には元々、柳田国男に関する著作もあり、柳田から南方へと進んだようだ。柳田と南方はともに日の民俗学の創始者と知られ、現在に至るまで高い評価がなされているが、著者はこの2人の相違点として以下の4つを挙げる。 1柳田は中央官庁出身であり、日の中央から地方を見た。一方で南方は地方から中央を見た。 2柳田は日国の一部として地域を見なしたのに対し、ロンドンにも留学していた南方は世界の一部として地域を見なした。 3神社合祀反対運動の際に、柳田は正面衝突を回避しようとした。南方

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