人の本棚を見るのが好きだ。その人が何を読んでいるか/積んでいるかが見える。その人に抱いているイメージとのギャップ(or フィット)が目に見えるので愉しい。既知の本と未知の本の相対位置から、その人の人となりを割り出す。その人なら"その本"を読んでるはずなのに、目に付くトコにない――さては…と邪推する。未知の本だらけなら、その小宇宙に驚嘆する。 わたしと似ていて、わたしと違うところを探す。 「本棚.org」 や 「はてな100冊読書」といった、読書情報を共有するサービスもある。しかし、それは【公開】を意識した取捨選択の結果なので、ヨソイキの本棚ともいえるだろう。しかも、ほとんどが「消費」するサイドだろう。 ここでは、著名人、特にモノ書きを生業とする人に焦点をあて、その書斎と本棚を紹介する本――「センセイの書斎」をご紹介。 細密画のようなイラストで、センセイの書斎を俯瞰している。本棚の「間取り」