ブックマーク / homepage2.nifty.com (8)

  • http://homepage2.nifty.com/nori321/diary/0612.html

    simula
    simula 2008/09/09
  • 批評 パルフェ

    『パルフェ』には全く別の「物語」が2つある。 共通ルートで1つ。 個別ルートで1つ。 共通ルートで描かれるのは、主人公の「物語」であり、 個別ルートで描かれるのは、各ヒロインの「物語」である。 『To Heart』を代表とする典型的なギャルゲーにおいて、「物語」と呼べるような要素は、これまで個別ルートにしか用意されていないのが普通だった。ギャルゲーにおける「物語」というのは、それぞれ各ヒロインが個別に一つずつ抱えているものであり、無色透明な存在である主人公は、「日常」と呼ばれる共通ルートの中で好きなヒロイン(と不可分な一つの「物語」)を選択し、そのヒロインと共有することによってのみ「物語」を獲得してきた。 言ってみれば従来のギャルゲーというのは、共通ルート(序章) → 個別ルート(起承転結) のような作りであり、主人公がヒロインを選べなかった場合、「物語」は始まることすらなく終

    simula
    simula 2006/11/15
  • 臥猫堂 :: 憑物落とし 「水月」 ~物語の解体と再構築 ネタバレ

    憑物落とし「水月」 〜物語の解体と再構築 ネタバレです。未プレイの方は読まないでください。 まず最初に端折って書くと、この「水月」というゲームは、魔法・怪・マヨイガといった、「ないけど、あるもの」と、現実という「あるけど、ないもの」を、それぞれ逆方向から同じ価値感で捉えている。「『魔法』というある筈の無いものが、人の認識する世界では確かに存在しているんだ」という事を描いたのが双子シナリオ。「『現実』という、人の認識する世界では当たり前に存在しているものが、実はとんでもなく不確かな物なんだ」という事を描いたのが那波・雪シナリオ。その二つのベクトルを狭間で受け止めているのが花梨・和泉シナリオといったところか。まぁ当の所、各シナリオは、ここまで綺麗に役割分担をしているわけではない。特に魔法・怪といった概念は、那波・雪シナリオにおいても重要な役割を担っている。ただまぁ、大雑把に分けて捉えて

  • 臥猫堂 水月レビュー

    主人公が恐る恐る箱を空けて覗きこむと、中ではが「にゃ〜」と鳴いている。「水月初回版」に同梱されていた落描き集に、そんな絵があった。おそらくこの絵は、「シュレーディンガーの」という量子力学の有名な問題をモチーフにしたものだろう。 「シュレーディンガーの」とは・・・ 密閉された箱の中に、「」と「いつ作動するか判らない毒ガス噴射装置」を入れておく。もちろん箱を開けるまで、中を覗く事は出来ない。当然の事ながら、時間が経てば経つほどが死んでしまう可能性は高くなる。さて、実験開始から一定の時間放置した後、中のは生きているか?それとも死んでいるか? 答え―――は生きている状態から死んでいる状態まで、あらゆる可能性が、“重なり合った”状態にあり、箱を開けて観測者が観測した時点で、はじめて状態が確定される ・・・(゚Д゚)ハァ? いや、シュレーディンガーの方程式で計算すると、そういう

  • http://homepage2.nifty.com/nori321/diary/0609.html

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    simula 2006/09/26
  • 臥猫堂 CROSS†CHANNEL

    短剣符「†」(だがー)は、作中では人と人との交差を表しています。 十字架として神聖なイメージもあるし、交われば傷つける、みたいなニュアンスもあり。 十代の青春群像なんだけど、SFっぽく哲学っぽく、サブカル系というかポストモダーンとか何とか(自分でも良く判らない言葉を使っております)。正直、その手の客層を狙い過ぎてるんですけど、実際好きなので僕の負けです。 基的に笑えるゲームなんですが、その笑いは皮肉に満ち満ちていて、クスリというかニヤリという感じ。主人公である黒須太一は明らかに躁入っていて、恐ろしい程のハイテンションでセクハラを繰り返します。シリアスシーンだろうと、エロシーンだろうと平気でネタに走るので、このノリに付いて行けない人には大きくマイナス。でもシニカルなネタが好きな人はツボにはまると思います(これも狙ってやってるんだろうなぁ…)。 序盤は色々な秘密が隠されたまま、ごく普

  • えろげヲタを自称する者なら必ずプレイすべき基礎教養的タイトルを集約する試み(仮)

    ※少しずつ手直ししつつ、なんとかまとめらるようにしたいです……。 ※《電撃姫(年2号・季刊時代)データリスト》をまとめ始めたため途中放棄となってた 《1996年以前》も何とか直してます。 ※Tacさん提供の《年間発売タイトル数推移》のデータを別表に記載。 ※2004年以降について、アンソロの存在と購入予備軍を絡めて上位2作品の突出を推論してます。

    simula
    simula 2006/02/21
  • 臥猫堂 :: 智代アフター (ネタバレ注意)

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