Dellは12月16日、日本などで製造されたノートPC用バッテリーの一部が過熱して発火する恐れがあるとして、リコールを発表した。 問題のバッテリーは、Latitude、Inspiron、Precisionの一部モデルに付属または単体で発売されたもので、2004年10月5日から2005年10月13日にかけて出荷された。バッテリーの背面には「DELL」の文字と、「Made in Japan」または「Made in China」の文字が記載されている。 米消費者製品安全委員会(CPSC)によると、Dellには過熱の報告が3件寄せられており、机などの損傷はあるが怪我は報告されていないという。 DellではWebサイトで対象となるバッテリーの部品番号を公開し、無償交換を行っている。該当するバッテリーは交換用のバッテリーパックが届くまで使用せず、付属のACアダプタで利用するよう呼び掛けている。
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