日本の「債務問題」は個人の「肥満問題」と二つの点で良く似ていると思っている。第一は、バランスの悪さが問題の本質と言う事である。債務問題は結局の所、歳入と歳出のバランスが取れておらず結果、「国債」を雪だるまみたいに膨らます事となったと理解している。 一方、肥満問題は食べ物から摂取するカロリーと、運動で代謝するカロリーのバランスが取れておらず、結果、内臓脂肪を溜め込み豚化すると言う事であると理解している。 今一つは、問題を解決しようとした場合、「財政支出」の削減には欲にまみれた既得権益者が反対する。「ダイエット」の敢行に於いては、何分「食欲」という欲望を如何に抑えこむかと言うのが課題になる。何れの場合も「欲望」が問題解決を頑強に阻むのである。 問題解決のアプローチも似ているのではないか? 無駄な金など一円たりとも使ってはいない(怒)!歳出を減らす事は出来ないので、歳出見合いの歳入にすべきである