今週の週刊ダイヤモンド ここが見どころ 最新号の読みどころを特集担当者の視点でお伝えします。時には紙幅の関係から記事にできなかった取材の内側など、「ここだけの話」も満載です。 バックナンバー一覧 クイズを1つ。次に引用する「週刊ダイヤモンド」の過去の記事。さて、いつ掲載されたものでしょうか。 花形成長産業の看板はとっくに“返上”、家庭電機は、いまや一転して、不況業種の仲間入りをしている。季節商品の在庫増加がはやされ、テレビなどの本命製品も伸びは鈍化、そして販売価格の乱れは慢性化している──明らかに不況ムードは強まっている。 特にこのところ、家庭電機メーカーの業績低下、減配などが相次ぎ、家庭電機の苦しさが一気に吐き出された、という感が強い。 常に別格扱いされていた松下電器産業さえ前期には戦後はじめて、減収減益の決算となった。 根本は、需要の一巡による成長力の鈍化で、家庭電機は目下、方向転換を