ブックマーク / sskdlawyer.hatenablog.com (3)

  • 社会保険労務士から管理監督者にすれば残業代を支払わなくてよいといわれ、労働者を管理監督者にした代表取締役に重過失が認められた例 - 弁護士 師子角允彬のブログ

    1.残業代の不払と取締役の個人責任 会社法429条1項は、 「役員等がその職務を行うについて悪意又は重大な過失があったときは、当該役員等は、これによって第三者に生じた損害を賠償する責任を負う。」 と規定しています。 残業代を払ってもらえない労働者は、この規定を根拠として役員(取締役)に個人責任を追求することが考えられます。 ただ、会社法429条1項に基づく損害賠償として残業代を請求するにあたっては、幾つかの乗り越えなければならない壁があります。 一つは、損害の発生です。 会社から残業代を払ってもらえる限り、労働者に損害が発生することはありません。そのため、「損害」があったといえるためには、会社が倒産状態に陥るなど、会社から残業代を取り立てることができない事情が必要になります。 もう一つは、任務懈怠と損害の発生との間の因果関係です。 残業代の不払と会社の支払能力の喪失との間に因果関係があると

    社会保険労務士から管理監督者にすれば残業代を支払わなくてよいといわれ、労働者を管理監督者にした代表取締役に重過失が認められた例 - 弁護士 師子角允彬のブログ
    sin20xx
    sin20xx 2023/11/30
    前からいっているけども、日本の雇用環境を悪化させている要因の一つは社労士。全ての社労士とは言わないが、彼らは基本的に社員は会社に対して反論できないとして黒魔術を教えるのが社労士で正に不正アドバイザー。
  • 司法記者の倫理(NGT裁判の報道の在り方) - 弁護士 師子角允彬のブログ

    1.NGT裁判の報道 ネット上に、 「山口真帆『襲撃犯ツーショット写真』流出! 裁判隠し玉は『交際日記』」 という記事が掲載されています。 https://taishu.jp/articles/-/70166?page=1 記事には、 「5月にNGT48を卒業した山口真帆(24)。昨年12月、マンションの自室前でファンの男性から暴行を受けた事件をめぐり、当時、山口が所属していたAKB48グループの運営会社が、犯行グループを相手に損害賠償を求めて係争中だ。」 「そんな中、山口と犯行グループ・K氏との衝撃的な“疑惑のツーショット”写真が報じられた。『しかし、この報道に対して山口人はSNS上で、あくまで指示されたポーズを取る“写真会”での写真と完全否定したんです』(スポーツ紙記者)」 「だが、ここにきて、『K氏らが裁判資料として、山口が住むマンション内にある彼女の向かいの部屋にあたる314号室

    司法記者の倫理(NGT裁判の報道の在り方) - 弁護士 師子角允彬のブログ
    sin20xx
    sin20xx 2019/11/22
    正直この裁判は馴合訴訟の可能性が高いのではないかと個人的には考えている。というのもこの裁判、進行協議段階から意味不明なやり取りが行われていて、であればなぜ被害届の取り下げを求めたのかすら謎であるわけで
  • 「明日から来なくていい」の法的な意味-曖昧な言葉を事後的に都合よく解釈する手法への警鐘 - 弁護士 師子角允彬のブログ

    1.「明日から来なくていい」とは、法的にはどういう意味だろうか 雇い主から「明日から来なくていい」と言われたと相談を受けることがあります。 これを解雇だと認識したうえで、解雇無効を主張すると、使用者側から、 「解雇ではない。退職勧奨だ。出勤していないことから合意退職が成立したと認識していた。」 という反論が寄せられることがあります。 解雇なのか合意退職なのかは、法的にはかなり重要な問題です。 解雇の場合、客観的に合理的な理由・社会通念上の相当性が認められなければ、その効力が認められることはありません(労働契約法16条)。 他方、合意退職の場合、錯誤、詐欺、強迫など、意思表示に何等かの問題が認められない限り、基的には有効な合意として取り扱われます。 そのため、使用者側としては基的には退職勧奨とそれに続く合意退職として理解したいのではないかと思います。 ただ、合意があると主張することが事実

    「明日から来なくていい」の法的な意味-曖昧な言葉を事後的に都合よく解釈する手法への警鐘 - 弁護士 師子角允彬のブログ
    sin20xx
    sin20xx 2019/08/15
    そもそも「明日から来なくて良い」という目的を退職や解雇の目的として発する人は管理職として無能では?本当に来なくて良くても後日当該従業員の扱いを決定後通知するのが普通であって、事務手続きすらできてない。
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