Jリーグの各クラブが、夏の移籍ウィンドーで外国人補強ができない可能性が高いことが29日、分かった。Jリーグでは年2回の登録期間を設け、今年は7月16日から8月13日が2度目の戦力補強ができる期間。しかし、コロナ禍の現在、政府方針で新規入国は全面的に停止している。1度目の登録期間(1月8日~4月2日)では、Jリーグを含めスポーツ選手の多くは「特段の事情」として入国が認められた。しかし、東京五輪が開催される今夏、五輪と無関係の選手は査証の発給が非常に難しいという政府の方針が、Jリーグから各クラブに通達された。 例年、夏の移籍ウィンドーでは、低迷するクラブが新外国人獲得に動く例が多い。今年のJ1は20クラブのうち4クラブが降格するため、新外国人を調査しているクラブもある。だが、現在の不透明な情勢では、新たな外国人補強は現実的ではないととらえるクラブも多い。すでに5月末に獲得が発表された浦和のデン