「新日鉄ソリューションズ(NSSOL)では2600人の社内開発者が、社内で運用するクラウドコンピューティング基盤を使ってシステムの開発やテストを行っている」---。NSSOLの北川三雄社長(写真)は2009年7月1日に開催された「IT Japan 2009」の講演で、同社がクラウドコンピューティング環境をユーザーに先駆けて導入していることなどを語った。 「新日鉄ソリューションズは、たった1種類の『銑鉄』から5万種類にも及ぶ『鋼材』を作り出す、新日鉄の非常に高度な製鉄システム、ミッションクリティカルな基幹系システムを40年間作り続けてきた会社。常に、自らが製鉄システムでブラッシュアップしてきた技術を、顧客に提供することを心がけている」と北川氏は、NSSOLの社風を語り、クラウドコンピューティングに関しても2008年4月から社内での利用を進めてきたという。 北川氏の挙げるクラウドのメリットは、
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