1 大化の改新発祥の地「談山神社」 今井町を発ち明日香村石舞台古墳を経由して、多武峰(とうのみね)に向かいました。 はじめに談山神社の由緒を要約します。 『蹴鞠会で出会った中大兄皇子と中臣鎌足が、本殿裏山での極秘の談合の後、645年蘇我入鹿を討ち中央統一国家の偉業を成し遂げた。多武峰はこの後「大化改新談合の地」の伝承が残り、社号の「談山神社」はここから来ているそうです。 後、天智天皇は、鎌足公の病床を見舞い、内大臣という最高位を授け、藤原の姓を与えました。藤原氏の始まりです。その後唐より帰国した長男・定慧和尚が、十三重塔と講堂を建立し鎌足公の御神像を安置して談山神社が始まりました。』 先輩に勧められ「紅葉が綺麗だ」ということで何気なく立ち寄った場所でしたが、日本史を体現する凄い神社でした。重要文化財が驚く程に多い(15ヶ所)背景に納得でした。 2 国宝十一面観音「聖林寺」 その後聖林寺を訪
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