こんにちは!ぽんちゃんです。 昔、義父にプレゼントした「鬼萩」の湯のみが欠けてしまったので「修復して欲しい」とお願いされました。 「鬼萩」とは山口県の「萩焼」の中でも特に粗い土で作った焼き物の名称で、湯のみなのに水漏れするといった欠陥商品のようなとんでもない特徴があります。 この水漏れを止めるにはスキマを茶渋でふさぐしかなく、ふさがるまでは気にせず気長に使い込むしかありません。 この自分で使い込んで完成させる「育てる湯のみ」という面倒さが「鬼萩」の良さでもあり、義父いわく自分で仕上げた愛着か、目地に詰まった茶渋の影響なのか、完成した「鬼萩」で飲むお茶は美味しくて落ち着くそうです。 そこまで愛用していただいているのなら何とかしたくなりますよね。 ということで「鬼萩」を送ってもらいました。 思っていた以上に欠けが小さすぎて思わず義父のことを可愛く思ってしまいました。 湯のみに愛着がある分、気に