ブックマーク / withnews.jp (7)

  • 潜水調査船「しんかい6500」もう作れないって本当?本部の見解は

    失われた技術 設備がなく、技術者も引退 迫るタイムリミット 6500メートルの深海まで人を乗せて潜れる「しんかい6500」。重要部品をつくる技術が、今の日にはもうない――といった趣旨の投稿が話題になりました。この情報は当なのでしょうか。しんかい6500を運用している海洋研究開発機構(JAMSTEC)に話を聞きました。(朝日新聞デジタル企画報道部・武田啓亮) 失われた技術 「しんかい6500」はその名の通り、6500メートルの深さまで潜れる有人潜水調査船です。 1989年に三菱重工によって建造され、就航以来、1700回以上の深海調査を行ってきました。 水中では10メートル潜るごとに1気圧ずつ水圧が増していくため、深海6500メートルでは、1平方センチメートルあたり、約650キロもの力がかかることになります。 自衛隊や米軍が運用する軍用の潜水艦でも、この水圧にはとても耐えられません。 その

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  • 〝無脳児〟実は1000人に1人 仕方なく中絶、入院中に火葬の予約

    『ブラック・ジャック』のドラマ化に伴い、衝撃的な、かつ“闇医者”ブラック・ジャックの生命倫理観を示すエピソードとして、原作マンガの「無脳児(作中では無頭児)」の回を紹介するSNS上の投稿が拡散されています。無脳児とはどのような状態で、その親はどんな選択や対応をし、どんな思いを抱くのでしょうか。(朝日新聞デジタル企画報道部・朽木誠一郎) 製作発表時から話題になっていた、手塚治虫さんのマンガ『ブラック・ジャック』の24年ぶりとなるドラマ化。原作からの設定の改変に伴い、キャラクターの生命倫理観が取り沙汰されています。 その中で、主人公の“闇医者”ブラック・ジャックの生命倫理観を反映するエピソードとして、原作マンガの第12話「その子を殺すな!」の回を紹介する投稿がX(旧Twitter)に投稿され、拡散されています。 見る人がグロテスクに受け取るであろうタッチで、大きく描かれた無脳児(作中では<無頭

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  • 帰省で気づく親の〝異変〟 「家にゴミがたまり始めた」が兆候なワケ

    帰省で親の介護が頭をよぎる 「曜日が分からない」という〝異変〟 確認したい三つのこと 「きれい好きだったのに、家にゴミがたまり始めた」「急に身なりを気にしなくなった」。そうした状況は、親の〝異変〟の兆候かもしれない――。そう話す専門家は、お盆などの帰省時は、親の変化に気づく機会になっていると話します。 帰省で親の介護が頭をよぎる 話を聞いたのは、有料老人ホームなどの検索サイト「LIFULL 介護」を運営する「LIFULL senior(ライフル シニア)」の小菅秀樹さん。これまで1500件以上、入居相談に応じてきました。「LIFULL 介護」では、施設の探し方などの記事も提供しており、小菅さんは「編集長」の肩書でコンテンツ制作も担っています。 そんな小菅さんは、お盆やお正月などの帰省時期になると、「LIFULL 介護」の閲覧数が、数割程度上がると話します。 この〝怪現象〟については、こう説

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  • 急死した「キミオアライブ」作者、家族が「生きた証し」発信する理由

    漫画家になるために生まれてきた 自分への甘えにストッパーをかけていた 震災犠牲者の取材に通じる思い 今年8月、月刊少年マガジンに「キミオアライブ」を連載中だった漫画家、恵口公生さんが23歳で亡くなった。「夢ノート」にたくさんの夢を書き連ねた高校生の男子生徒がユーチューバーになり、同級生を巻き込んで夢を実現していくストーリー。初回、巻頭カラーの冒頭、主人公がこうつぶやいている。「ぼくは・・・・まだ やりたいことが・・・・」。恵口さんとはいったい、どんな人だったんだろう。ツイッターで彼女の追悼アカウントをつくった遺族をたずねた。 姉:訃報(ふほう)が出た時の反響はすごくて、「恵口公生」が、一時、ヤフーの検索ランキングでは1位になった。しかし、作品がこれ以上進んでいくわけではない。どんなにファンだった人もいずれは忘れていく。震災もそうですが、風化は絶対にある。妹の作品を色んな人に大事にしてほしい

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  • 一発屋・髭男爵の「エゴサ」無力化させた強敵 「紅白」で決定的に

    爆発的に増えた「彼ら」に関する投稿 「あれっ……知らぬ間に、再ブレイクした!?」 10年振り2度目の紅白? 年の瀬、一人、検索画面を前に「存在を消されそうな」気持ちを抱いている人がいます。“一発屋”芸人の髭男爵・山田ルイ53世さんが「自分探しの旅」と呼ぶエゴサーチに異変が起きたのです。紅白歌合戦が迫る中、日に日に大きくなる悩みについて、つづってもらいました。 先日、フォトスタジオへ出掛けた。 長女(小1)の七五三の記念に、家族写真を撮るためである。 女性カメラマンの、 「はーい!じゃあパパー、お嬢ちゃまと奥様の肩に手を置いてニッコリ、ニッコリですよー!?」 というまるで"もじもじしないで!"と励ますような物言いに、 (いや、一応プロだわ!) と少々自尊心を傷付けられたが、確かに、筆者は緊張していた。 一発屋とは言え、芸能人の端くれ。 撮られることには慣れっこだが、子も一緒にとなると勝手が

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  • 佐賀県の自虐、ついにゾンビまで…県の担当者がケロッとしている理由

    自虐にケロッとしている県広報広聴課の近野顕次係長と、ゾンビ化した少女たちがアイドルとなって佐賀を救う「ゾンビランドサガ」(c)ゾンビランドサガ製作委員会 「スタッフの力の入れ具合がすごい」 今はない商店街も 「県民にも見てもらいたい」 ゾンビ化した少女たちがアイドルとなって佐賀を救う――。そんなアニメ「ゾンビランドサガ」が話題です。10月に始まった第1話。佐賀はいきなり「存在自体が風前のともしび」といじられましたが、エンディングにはなんと「企画協力 佐賀県」のクレジットが。えっ、県が協力して大丈夫なの? 県広報広聴課で作品を担当する近野顕次係長(37)に、協力の経緯や自虐ネタへの思いなどを聞いてみました。(朝日新聞佐賀総局記者・黒田健朗) 「自虐ネタは全く気にしなかった」 ――佐賀が舞台と知りびっくり、県が協力と知って二度びっくりしました 2016年春、県のフィルムコミッションに製作委員会

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  • ミャンマーで英雄になった日本人「カネコ」世界一過激な格闘技で王者

    ミャンマー伝統の格闘技「ラウェイ」のタイトルマッチに挑む金子大輝選手=2017年12月、ヤンゴン市内 出典: 染田屋竜太撮影 「挫折ばかりの人生」 たどり着いたラウェイ 営業後のラーメン店で「深夜の特訓」 ミャンマーで高まる「カネコ」人気 ミャンマーに「世界一過激な格闘技」があるのを知っていますか? なんとグローブをつけずに殴り合い、ほとんどの格闘技で禁止されている頭突きもあり。故意でなければ金的さえも許され、流血はあたりまえ、それが「ラウェイ」です。昨年12月、金子大輝選手(23)が日人として初めて現地で王者になりました。体操選手の道をあきらめ、就職に失敗し、試合では連戦連敗。めげずに深夜のラーメン店で特訓を積み、やっとつかんだ栄光でした。(朝日新聞ヤンゴン支局長兼アジア総局員・染田屋竜太) 「挫折ばかりの人生」 たどり着いたラウェイ 昨年12月10日午後、ミャンマーの最大都市ヤンゴン

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