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ブックマーク / somethingorange.net (7)

  • 帰還? - Something Orange

    たまには更新するか。 すっかりはてなとも縁遠くなってしまった昨今のぼくですが、一応、はてな出身であることは忘れていません。 はてなのとげとげしい空気、攻撃的なやり取り、煽り、罵倒、嘲弄、何もかもみななつかしい――わけでもないか。 ここ数年間、このブログは放置しまくりだけれど、みんなあいかわらずなのだろうか。しりたくもないような気もするが……。 ぼくはいまニコニコチャンネルの有料ブログに活動の足場を移しています。 有料ブログは、必ずしも平和ではないけれど、とりあえずコメント欄でむやみと議論が勃発したりしないことが好ましい感じ。あくまでぼくにとっては、ということですが。 しかし、やはり公開ブログには一定の価値があるわけで、そのために一応、「Something Orange」を開いた状態のまま維持しているわけです。 いまさらこんなところに書き込んだところで、読む人が何人いるかわからないけれども。

    帰還? - Something Orange
    singo2nd
    singo2nd 2015/05/31
  • すべての漫画好きよ、『この世界の片隅に』を読むべし。 - Something Orange

    この世界の片隅に 上 (アクションコミックス) 作者: こうの史代出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2008/01/12メディア: コミック購入: 23人 クリック: 507回この商品を含むブログ (327件) を見る あなたは疲れている。 物語を読むことに、疲れ切っている。 思えば、随分とたくさん読みつづけてきたもの。何千冊と読んできたの、その大半が物語なのだ。少しくらい疲れても無理はない、そうかもしれない。 だから、この頃のあなたは、事実を扱ったばかり読むようになった。あれほど好きだった物語を読むことは、すっかり少なくなってしまった。そんな自分を、あなたは少し寂しく思っている。 ところが、昨日、あなたは、一冊の、いや、三冊のを手に取った。あなたの好きな作家、こうの史代の最新作だ。 『この世界の片隅に』。 上中下巻で一作の物語を形づくっているらしい。 あなたの信頼するウェブサイト

    すべての漫画好きよ、『この世界の片隅に』を読むべし。 - Something Orange
    singo2nd
    singo2nd 2015/05/31
  • 萌え萌えになれない。 - Something Orange

    以前から書きたいと思っていたことなのだが、どうにもうまくまとまらないので、つらつらと書き連ねてみることにしよう。オタクと疎外感の話。 先日読みあげた『ベストセラー・ライトノベルのしくみ』に、オタク第四世代の特徴は「素直」だということだ、と書いてあった。かれらはとにかく素直で屈託がない、前世代が持っていたコンプレックスやルサンチマンをまったく持っていないのだ、と。 じっさい、それは当然のことに思える。ニコニコ動画が会員数一千万を超えたいま、オタクだろうが腐女子だろうが、ごく一般的な趣味だ。ある意味ではオタク趣味は「普通」になった、ということもできるだろう。そしてそれはたぶんいいことだと思う。 ぼくは上の世代の、また同世代の屈折と韜晦がろくでもない結末に繋がるところを見ているから、なおさらそう思う。しかし、その一方で、一種の疎外感を感じることも事実だ。オタクがどれほど「普通」になったとしても、

    萌え萌えになれない。 - Something Orange
    singo2nd
    singo2nd 2012/07/01
  • 『スティール・ボール・ラン』は荒木飛呂彦の最高傑作になるか? - Something Orange

    スティール・ボール・ラン (1) ジャンプコミックス 作者: 荒木飛呂彦出版社/メーカー: 集英社発売日: 2004/05/20メディア: コミック クリック: 61回この商品を含むブログ (143件) を見る 荒木飛呂彦の『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ第七部『スティール・ボール・ラン』が、来月、最終回を迎える。累計100巻を超え、なおも続く超大河作品だが、このシリーズに限っては停滞はまるで感じ取れない。物語はいまも驚くべき展開を続け、未踏の結末へ向け驀進している。 恐ろしいことに、100巻以上読んできている読者にとっても、先の展開は全く見えない。いったい来月、どんな結末が待ちかまえているのか、読者はただ楽しみに待つのみである。 しかし、この作品はいったい何なのだろう。普通、どんな作家も、何十年も描きつづけるうちに、その個性はかたまり、資質はあきらかになり、マンネリとはいかないまでも、お

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    singo2nd 2012/06/25
  • それは星ふる夜のお伽話――アニメ『アイドルマスター』を刮目して見よ! - Something Orange

    アイドルマスター 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray] 出版社/メーカー: アニプレックス発売日: 2011/10/27メディア: Blu-ray クリック: 96回この商品を含むブログ (70件) を見る ■良かった。素晴らしかった。最高だった。■ たったいま、アニメ『アイドルマスター』を見終えたわけですが――もう、この感動と高揚をどう伝えよう!と表現に迷う思い。テレビアニメを2クールも見終えたのはひさしぶりなのですが、そういうこと以上に、内容の充実と、表現の洗練に驚かされます。 否。ただよくできた、面白い作品なら、ほかにもあるかもしれない。しかし、ぼくはいま、その「よくできた」という次元を超えた何ものかに打たれ、こうべを垂れる思いでこの文章を書いています。 この思いが、読んでいるあなたに届くと良いのですが。空間と時間とを超えて、少しでも伝われば良いのですが。伝わると信じて書くこと

    それは星ふる夜のお伽話――アニメ『アイドルマスター』を刮目して見よ! - Something Orange
    singo2nd
    singo2nd 2012/01/08
    "キャプラの映画には、世界とはこうあってほしいという理想がある。人間とはこうあってほしいという希望がある。ぼくはアニメ『アイドルマスター』に同じものを見ます。そう、それは星ふる夜のお伽話、"
  • なぜひとは「昔は良かった」と思ってしまうのか。 - Something Orange

    まあ、じっさい良かったからなんだろうけれど。ただし、そのひと個人にとっては、というだけの話。 ああ昔は良かった、最近の若いものはダメだ、というノスタルジーは非常に普遍的なもので、ふしぎなことにダメだダメだといわれていた時代の人々が年長の世代になると、最近の若者は――と言い出す。 古代の石碑にも「最近の若いものはうんぬん」と書かれていた、とかいう話がまことしやかに語られたりしているくらいだ。いったいどうしてこういうことが起こるのか。 客観的に見れば、どう考えても人類の文明は進歩していて、また豊かになっている。「昔よりいまのほうが良く、未来はさらに良くなる」というのが冷静な結論のように思えるのに、どうしてみんな「昔」を懐かしく思い出し、礼賛するのか。 それは実は簡単な話であって、「時代」と「時期」を錯覚しているのだね。ひとがなつかしく思い出すのは70年代とか80年代とかいう「時代」ではなく、「

    なぜひとは「昔は良かった」と思ってしまうのか。 - Something Orange
    singo2nd
    singo2nd 2011/08/03
    『良かったのは、あなた個人の人生なのである。そしてその時代は終わってしまって二度と帰ってこない。このシビアな現実を受けいれられるひとだけが、「昔」ではなくいまを称えて生きていくことができる』
  • 「好き」の分厚い壁。 - Something Orange

    オタクはすでに死んでいる (新潮新書) 作者: 岡田斗司夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/04/15メディア: 新書購入: 17人 クリック: 634回この商品を含むブログ (170件) を見る そろそろ『オタクはすでに死んでいる』にかんしてひと言いっておくか、ということで、岡田斗司夫さんの新刊の感想など書いてみたいと思います。 いま、この新聞記事が元で岡田さんはずいぶん叩かれているようです。しかし、中にはそもそもこのを読んでいないのではないかと思われる記事も少なくない。ここら辺で問題点を洗い出しておく必要があるかもしれません。 まず、じっさいにを読めばわかるのですが、『オタクはすでに死んでいる』の中で岡田さんが語っているのは、オタクが低俗化したとか、オタク文化が衰退したということとは少し違います。 むしろ「いままで「オタク」と呼ばれていたひとたち」を包括的に定義する「オ

    「好き」の分厚い壁。 - Something Orange
    singo2nd
    singo2nd 2010/07/15
    考えすぎると自家中毒になりそうだから思考停止すべき
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