貸し切り じっくり選べる 客がじっくりと本選びをできる予約制の書店が人気だ。インターネットで手軽に本を購入できる時代だが、店員との会話を楽しみながら、お気に入りの1冊を見つけられるのが魅力だ。本との新しいつき合い方としても注目されている。 入場料/紙袋入り「出合う」喜び 横浜市で昨年8月にオープンした「エンカウンター」は、ちょっと変わった書店だ。 同店で本を手に取るためには、来店を予約し、入場料を払う必要がある。書店に1時間いるなら500円、2時間なら800円、3時間は1000円だ。 約2500冊の本は様々な分野の古書が中心だ。多くは中が見えない紙袋に入っている。その袋を開いて読んだ人は、購入しない場合、次にその本を手に取る人のために感想などのメッセージを書いて、棚に戻すことをルールにしている。 「このようなルールにしたのは、実用的な目的ではなく、中身を知らずに何気なく手に取った本がお気に
日本のインターネット業界の寵児(ちょうじ)ともてはやされたライブドアのつまずきと対照的に、米国ではネット検索最大手グーグルの勢いが止まらない。記録的な成長はネットビジネスの世界ばかりか、他の業界も揺るがし、安全保障や文化の分野でも摩擦や懸念を生じさせている。2人の若者が1998年9月に設立して7年余り。シリコンバレー発の新たな「革命」とされるグーグル旋風の波紋はどこまで広がるのか。(ニューヨーク 大塚隆一) ■記録 ライブドアに強制捜査の手が入り、株価の急落が始まった今月17日。米国ではグーグルがまた新たな事業計画を発表した。ラジオ広告会社の買収である。 翌日の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは1面トップでこう報じた。 「グーグル、旧メディアの世界へさらに一歩。次の標的はテレビか」 創設者のサーゲイ・ブリン、ラリー・ペイジ両氏(共に32歳)は、それぞれ技術担当、製品担当の社長を務める。
学校図書館の本が足りないため、町の図書館から本を借り出す学校司書。図書館の充実は全国各地の課題だ 図書館の貧相な実情に、読者から批判や提言が相次いだ。 三重県四日市市の学校図書館に司書を派遣している企業を紹介した記事(9月21日付)には、特に多くの投書が寄せられた。 兵庫県の女性(55)は「学校図書館には、学校のあらゆる教育を支える重要な役割がある。週に1回で、それができるとは思えません」と手厳しい。 愛媛県の女性も「司書がいるといっても、週1回の派遣でどれだけの効果が出せるのでしょうか」と疑問を投げかける。本来は「官が責任もって司書を配置すべきでしょう」とはもっともな主張だ。 一方、公共図書館に司書として外部から派遣されている横浜市の女性からは「外部委託のメリットはやはりサービス向上。開館時間の延長、祝日も開館するなど、使いやすくなったのでは」という投書を頂いた。 図書購入費が少ない、専
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く