あらゆる意味で地元の話題です。 イギリスの旅行家で,明治期に東北地方などを旅したイザベラ・バードが記した『日本奥地紀行』(Unbeaten Tracks in Japan)の完訳版が,大津高氏(山形大名誉教授)の手により完成したそうです。 >「「日本奥地紀行」 足かけ4年完訳 山形大・大津さん」(*閲覧登録制) --河北新報2006.10.06-- 記事によると,1880年に初版発行の『Unbeaten Tracks in Japan』は全2巻の著作であるが,邦訳時には一部が省略され普及版では1巻組となりました。省略された部分には,関西地方の旅行記などが省略されているそうです。 今回の完訳では,省略された関西地方の旅行記のみならず,未訳となっていた置賜地域の記述も含めた全内容が収録される形となります。 翻訳にあたっては,山形県立図書館が所有する初版本が底本となっているそうです。 郷土資料と