拡張モジュールがリリースビルド/デバッグビルドで共用可能に これまで、デバッグ用にビルドされたPythonでは、Pythonのメモリ使用状況を調査するための機能 が有効になっていました。このため、リリース用にビルドされたPythonとデバッグ用にリリースされたPythonでは、内部のデータ構造が一部異なっており、拡張モジュールのバイナリもリリースビルド用とデバッグビルド用を別々に作成する必要がありました。 Python3.8のデバッグビルドではこの機能がオフになり、リリースビルド用の拡張モジュールをデバッグビルドでも利用できるようになりました。これまで、デバッグビルドのPythonで調査するときには使用する拡張モジュールもすべてデバッグビルド用に再構築していましたが、この作業が不要になりました。 拡張モジュールが共有ライブラリ版とスタティック版で共用可能に Pythonの構築方法には、Py