ニューデリーの大気汚染は深刻で、一昨年に比べさらに44%悪化した。主な汚染源は自動車と工業分野によるものとみられている。ニューデリーの自動車登録台数はすでに810万台に達しており、しかも毎日1400台ずつ増加している。 1月27日付の米国ニューヨーク・タイムズによると、2014年1月の前の3週間のデータでは、ニューデリーの日平均PM2.5は最大で473に上昇した。1月14日、北京でも、PM2.5が500を超えたが、ニューデリーではPM2.5が500を超えた日数は8日間にのぼった。 北京ほど注目されていないが、ニューデリーの大気汚染は悪化の一途をたどっており、M2.5の最大濃度の平均値が1立方メートル当たり473マイクログラムと、北京の2倍に上る。