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ブックマーク / agora-web.jp (5)

  • 『日本国紀』監修者・久野潤氏の問いかけに答える

    『日国紀』問題で久野潤氏から再反論があった。 『日国紀』論争、久野潤「呉座氏は私の問いに真摯に答えよ」(iRONNA) 真摯に答えよとのことなので、私の考えを述べておく。泥仕合にしたくないので、なるべく簡潔に答えようと思う。 匿名の批判をどう考えるか 久野氏の反論は多岐にわたるが、主要な柱の1つは「ネット上での匿名の批判を相手にしない」という自身のスタンスの正当性を改めて唱えた点だろう。ネット時代においては、著名人に多数の匿名の批判が殺到するので、全ての批判にいちいち対応できないというのは、私も痛感するところである。 しかし、久野氏の勤務先である大阪観光大学を揶揄するといった中傷を除くのは当然として、議論する価値のある主な批判を選んで反論することはできるのではないだろうか。久野氏は匿名の批判者は揚げ足取りや人格攻撃ばかりしているかのように語るが、実際には『日国紀』の内容を真剣に検討し

    『日本国紀』監修者・久野潤氏の問いかけに答える
  • 「尖閣諸島寄付金」14億円はどうなってるの?

    こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。 8月6日は人類史上初めて原爆が落とされた日、広島平和記念日です。改めてこの犠牲となった多くの方々に祈りを捧げるとともに、いち政治家として(地方議員だけど)平和な国を築いていく決意を新たにしているところです。 ところで国防・安全保障の観点は、先の東京都知事選挙でも争点の一つとなりました。争点にした候補者がいた、という方が正しいかもしれませんが、 「小池百合子氏は核武装論者だ!」 「彼女のようなタカ派が知事になれば、大変なことになる!」 という言説がまことしやかに流されておりましたので、日はこの点について取り上げたいと思います。 まず大前提として国防・安全保障は政府の専管事項であって、都知事があれこれと口を出したりするものではなく、そもそも都知事選挙の争点には馴染みません。 とはいえ、懸念を持たれる方がいるのも理解はできます。そう

    「尖閣諸島寄付金」14億円はどうなってるの?
  • シリア邦人拘束事件と馬脚を表した田母神俊雄

    シリアで民間軍事会社『PMC』経営者のA氏がイスラム武装組織ISISに捕縛された。無事な開放を切に祈るしかないが、今回の事件は、現状までの情報をまとめると、行動力だけ一万倍の素人が捕まったとしか言いようがない。同時に、今回の事件は、田母神俊雄氏が軍人ではなく「小役人」でしかなく、到底危機管理など出来ないことが明白となった。以下ではこれについて述べたい。 1.捕まったA氏は素人 (1)自称からして素人 公人ではないので、A氏とするが、彼は明らかに素人だ。 プロフェッショナルの危機管理コンサルやいわゆるPMCの関係者を友人として持つ人間としては、あまりにもお粗末すぎる印象を受けるからだ。多くの人間は、フェイスブックをやっていないか、あのような銃を構えた写真は出さない。 そもそも、民間軍事会社(PMC)と呼ばれる人間達は、PMCと自称しない。彼らの多くは頑なに民間警備会社と称する。民間軍事会社は

  • 世界にとって「右翼のルーピー」となった安倍首相:ダボス会議の衝撃

    (注:第二章の部分で事実誤認がありましたので削除し、なぜかについての内容としました。詳細はその部分やこの直後の論考をご参照くださいませ。なお、英独と同じ発言は誤訳ということですが、それが言い訳にならないことも同論考で指摘しております) 年末に、安倍首相は右翼のルーピーとなるという論考、ケネディ大使が駐日大使ならぬ反日大使になるという論考を投稿したが、今、それがイルカ発言や慰安婦問題でのケネディと韓国大使の意気投合等と現実のものとなりつつある。 稿では、そのトドメとなり、日が孤立する決定打となってしまった感のある、安倍首相のダボス会議での発言が、何故こんなにも国際社会で取り上げられているのか、何故中国との戦争を決意した危険な指導者と理解されてしまったについて主に論じたい。 1.安倍首相は開戦を決意したと理解された理由:欧米の大学一年生でもわかる理屈 既に石井先生も鋭い御論考をされているが

    世界にとって「右翼のルーピー」となった安倍首相:ダボス会議の衝撃
  • 奇妙な論理の櫻井センセ --- ヨハネス 山城

    憲法(ケンポー?)談義で資料を集めていると。結構「ト(トンデモの略:リンク参照)」が出てくる。たいていはゴミやけど、面白そうなのがあったんで、紹介しつつ突っ込んでみよう。 櫻井よしこ、という評論家がいる。「右打席の福島瑞穂」を狙っているような芸風のセンセやけど、今回は大空振りをしている。例の憲法改正にからんで、「まず96条(最高法規)から、行ってしまえ」という話や。 前回書いたように、格的な改憲はコストがかかりすぎて無理やから、関連法令が少ないこの部分をいじって、改憲公約を一応は果たそう、という自民党の姑息な意図が丸見えになっている議論やな。 櫻井センセは、日の憲法は改憲が難しすぎると嘆いて、ついにはとんでもないことを言い出さはった。 アゴラでも時々、お名前をお見かけする某先生(不名誉な話題ではないから、名前を出してもいいのかの知れんが、ゴミの相手に無断でお付き合わせるわけにはいかない

    奇妙な論理の櫻井センセ --- ヨハネス 山城
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