カメキチの目 『私の生きた証はどこにあるのか(大人のための人生論)』から もう一つ、どうしても書いておきたいところがあります。 とても胸に響いてくる言葉、文章でした。 【引用】 論理の上では、人生とは意味のない偶然の出来事であると言えるかもしれませんが コヘレトは人生の旅路の終わりにこう言います。 人生をあきらめるな。論理をふりかざすことを断念せよ。… 永続するものは何もないという事実にくよくよと思い悩む代わりに、 それを人生の真実の一つとして受け容れ、束の間の消え行く喜びのなかに 意味と目的を見いだすようにせよ。 それが長くは続かないわずかな瞬間であるとしても、味わい楽しむようにせよ。 さらに言えば、長くは続かないわずかの間であるがゆえに、味わい楽しめ。 人生の数々の瞬間は永遠に存在しなくても不滅たり得る。… ずっと昔に起きた大切なことを一瞬でも思い出すことができるだろうか? それは目も