「もし秋葉原が元の電気街のままだったら、もし現在の「萌えの街」ではない秋葉原があり得たら――そう思っていました。そんな「世界線」を僕なりに描いたのが、実は『STEINS;GATE(シュタインズゲート)』という作品なんです」 インタビューの終盤、志倉千代丸氏はこう語りだした。志倉氏は人気ゲーム『シュタインズゲート』で有名なMAGES.の代表取締役社長。そんな彼がこの言葉にこめた想い――それを解く鍵はどうやら「パソコンゲーム」にありそうだと言ったら、驚かれるだろうか。
2014/10/16 10月16日にKDDIによって発表されたネットサービス連合「Syn.(シンドット)」。16日の会見では、12社、13サービスを束ねる巨大な構想が明らかになった。中でも最大の目玉が生活に関するハウトゥーサイトを運営するnanapiを子会社化したことだ。その評価額は77億円、買収額は40億円とも言われている。2007年の創業から7年、なぜ、このタイミングでの売却に踏み切ったのか。水面下で、KDDIとどのようなやり取りがあったのかーー。 買収の裏側を聞くとともに、めまぐるしく変化するウェブメディアの未来について、nanapiの創業者であり、代表取締役を務める古川健介氏に緊急インタビューを行った。 nanapiから持ちかけた売却案 ——買収の経緯は 実は3月からKDDIと増資や事業提携レベルでの話は持ち上がっていた。だが、中途半端に組むくらいくらいなら本気でやりたい、と5月に
古くは80年代のマイコン雑誌に掲載されたコードに始まり、パソコン通信や草の根ネットでの公開、コンシューマー機でも手軽にRPGを作れる『RPGツクール』の登場、そしてそれらを拡散できるインターネットの普及……マイコン以降の日本のコンピュータ文化は、個人による自作ゲームが世界に向けて拡散される環境を整えてきた歴史でもある。 その意味でここ、ニコニコ動画もまた自作ゲームに大きな影響を与えてきた。ゲーム実況者たちが自作ゲームを積極的に紹介してきたことで、アマチュアの作ったゲームを楽しむユーザーが、マニアから一般ユーザーへと解き放たれたのだ。 例えば先日、映画『青鬼』の制作者に取材した際に、彼らは小学生が親子連れでこぞって映画館を訪れていたことに衝撃を受けていた。だが、こうして『青鬼』が映画化されるような状況は――ニコニコ好きならよく知っているように――明らかに2009年のボルゾイ企画のゲーム実況か
これからの活躍が期待される声優に、声優を目指したきっかけや、初めてのお仕事、そしてプライベートなことまで、気になるあれこれについてインタビューを行い、さらに撮り下ろしのミニグラビアも交えて紹介する人気企画「声優図鑑」 第13回となる今回は、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の神谷奈緒役や、『未確認で進行形』の夜ノ森紅緒役を演じる松井恵理子さんです。 ――松井さんは、どうして声優になろうと思ったのですか? 松井:父親がアニメや漫画が大好きで、子供向けから大人も楽しめるアニメまでいろんなアニメを一緒に見ていたのがきっかけです。小学校5年生や6年生の文集には「将来の夢は声優」って書いていて、ずっと思い続けていたらここまで来ちゃったって感じです! ――お父さんとはどんなアニメを? 松井:私が見ていたのは『名探偵コナン』とかサンリオのアニメーションで、父親が見ていたのは『銀河英雄伝説』とか『ガ
ドワンゴの創業者で、代表取締役会長兼CTO、ニコニコ動画生みの親で、スタジオジブリの見習い社員でもある川上量生氏。独自過ぎる路線でインターネット業界に話題を提供し続ける川上氏が、先月、初めての単著『ルールを変える思考法』(KADOKAWA)を上梓した。 身をもって体験したネットワークゲームの世界の深さやドワンゴ設立の経緯、ニコ動に打って出た背景、そして「ニコ動は近い将来滅びる。それが運命」という予測までが、率直な言葉で綴られている。 そんな川上氏は、これからのドワンゴ、ひいてはIT業界全体の行く末をどう見据えているのか。著書をもとにそれを尋ねるつもりだったのだが、話は思わぬところから転がり出した。 当代きってのビジョナリストが語る「異端児の正論」に耳を傾けてみよう。 株式会社ドワンゴ 代表取締役会長 CTO 川上量生氏 1968年生まれ。スタジオジブリ・プロデューサー見習い。株式会社カラー
ついにこんな日が来るとはな……。 これまで何度となくブログでもいいいよいいよとイチオシしてきたIIJmioの格安SIM。過去のエントリーはIIJmioタグがついた過去記事を見ていただくとして、いつも愛用しているサービスだけに気になることをいろいろ聞いてみたいなーと常日頃からおもっていたところ、IIJのブログ「てくろぐ」でユーザーミーティングを開催するとのおしらせが。 てくろぐ: IIJmioの中の人とお話ししませんか?(SMS対応SIMも体験できます) http://techlog.iij.ad.jp/archives/766 これはぜひ行かねばなるまいね! ということで意気揚々と1getしようとしたら、申し込み要項にこんな記述があるのを発見。 プレス・ブロガーの皆様で取材をご希望の方は、ATNDではなく弊社広報部までご連絡下さい えええ! ブロガーでも取材枠用意しているっていうのかい!?
昨年11月から今年の2月にかけて行った、ファン投票で2012年のベストゲームを選ぶ電撃オンラインアワード2012。そのコンシューマゲーム部門でトップに輝いた『ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー』の開発者インタビューをお届けします。 お話をお聞きしたのは、本作の開発スタッフであるプロデューサーの浅野智也さん(スクウェア・エニックス)、アシスタントプロデューサーの高橋真志さん(スクウェア・エニックス)、ディレクターの中原顕介さん(シリコンスタジオ)。2012年10月11日の発売から約半年を経た今だからこそ語れる、ぶっちゃけ気味の内容もお聞きしてきました。 ▲左から浅野プロデューサー、中原ディレクター、アシスタントプロデューサー。手に持っているのは、電撃オンラインアワードの受賞を祝う特製ケーキです。 今回お届けするのは、主にシステムの開発裏話や開発中のエピソードについて。中原さんが開発
前代未聞のJKブログ! あまりにポップすぎる内容が話題に http://kai-you.net/article/110 で前回取り上げさせていただいたブログ「38mike」の運営をされているJK(女子高生)のあぐ味さん。彼女のあまりに前のめりな姿勢とそのポップネス溢れる記事の内容は、瞬く間にTwitterで拡散され、大きな話題となった。 ある日、編集部がノリで彼女にTwitterでリプライを飛ばしてみたところ、 あぐ味さん、インタビューさせて下さい。 @agumilk — KAI-YOUさん (@kai_you_ed) 2013年3月29日 @kai_you_ed !?はい!えっ…!?私なんかでよければ… — あぐ味さん (@agumilk) 2013年3月29日 なんと即レスでインタビューのご快諾をいただくことに成功。 後日、正式にメールを送り、4月某日のまだ肌寒い中、学校の近くで噂のあ
坂本真綾の通算8枚目となるオリジナルアルバムは、本人自ら全曲の作詞・作曲に挑戦する意欲作となった。その名も「シンガーソングライター」。作詞の分野では早くから才能を発揮してきた彼女だが、過去に作曲を手がけたのは2曲のみ。今作では自宅に本格的な録音環境を用意し、新たに8曲を作り上げている。 ナタリー3度目の登場となる今回のインタビューでは、デビュー18年目を迎える彼女がなぜ今“シンガーソングライター”への挑戦を選んだのか、その真意に迫った。 取材・文 / 臼杵成晃 ──「シングルコレクション+ミツバチ」発売時のインタビューでは、最後に「詳しいことはまだお話できませんが、私にとってはまた大きな挑戦の年になりそうです」っておっしゃってたんですよね。それがまさか「全曲の作詞作曲」とは。あの昨年秋の段階で、アルバム制作はすでに進んでいたということでしょうか。 はい。「次のアルバムは全部自分で作詞作曲」
社会に全力で立ち向かいたい人のための,PS3「WHITE ALBUM2」インタビュー。シナリオ・丸戸史明氏,原画・なかむらたけし氏に聞く,その思惑 ライター:村上裕一 1234→ 2012年12月20日,アクアプラスよりPlayStation 3用ノベルゲーム「WHITE ALBUM2 幸せの向こう側」が発売された。これは前作となる「WHITE ALBUM」の世界設定を引き継ぎつつ,シナリオに気鋭のライター・丸戸史明氏,原画にベテランイラストレーター・なかむらたけし氏を起用することで生み出された,まったく新しいWHITE ALBUMである。 1997年にLeafから発売された前作「WHITE ALBUM」は,繊細な恋愛模様と濃厚な感情を余すところなく描き切ったことで,浮気や三角関係を取り上げた美少女ゲームの古典として,多くの支持を集める作品である。それが,10年以上の時を経て私達の元へ帰っ
座談会登場人物(年齢は全員アラフォー) 外資系証券会社トレーダーA氏 東大工学部を卒業後、外資系証券会社にトレーダーとして入社。年収は倍々ゲームで増えていき、リーマンショック前には3億円を達成。都心に億ション、軽井沢に別荘あり 地方公務員B氏 東大法学部を卒業後、外資系メーカーに入社するも1年で辞め、父方の故郷である関西の政令指定都市の職員に。現在の年収は700万円。よほどのことがない限り定時に帰宅 負け組弁護士C氏 東大文学部を卒業後、ロースクールに特待生として進学するも司法試験になかなか受からず、30歳を過ぎてから弁護士に。現在は首都圏の弁護士事務所に勤務。年収300万円 弁護士なのにカネがない B 高校時代には、お前らの年収に100倍の差がつくなんて想像もできなかったな。 A 3億円は全盛期の話ですが、たしかにCの300万円はキツイですね。 C キツイとかお前に言われたくない。でも俺
全国を群馬県にしてしまう人気ゲーム「ぐんまのやぼう」を開発したのは、アプリ開発だけで生計を立てている28歳の自称「ネオニート」。これまで100本以上のアプリを作ってきたが、「できれば働きたくない」「ひっそりしたい」と話す。 「東京都は群馬県になりました」「日本の都道府県はすべて群馬県になりました、つまり日本は群馬県です」 日本中を群馬県にしてしまうスマートフォン向けゲーム「ぐんまのやぼう」がヒットしている。5月初めの公開から2カ月で60万ダウンロードを突破。関連グッズが発売されたり、開発者が群馬県の観光特使に任命されるなど、アプリの枠を超えた盛り上がりを見せている。 開発したのは、群馬県出身のプログラマー・RucKyGAMES(ラッキーゲームス)さん。スマートフォン向けアプリからの収入だけで生計を立てている、自称「ネオニート」の28歳男性だ。RucKyGAMESは彼とデザイナーから成る2人
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