3人が死亡、現在も10人以上が全身やけどと報道されている京都の福知山花火大会での屋台爆発事故。露店商が持っていたガソリンが気化して観客にかかり、前代未聞の大惨事を引き起こした。 露店商の男は全治3~6カ月の重傷を負ったものの、命に別状はないという。そしてこの事件、3人もの犠牲者が出たにも関わらず、大手マスコミは露店商の男について積極的に報道しようとしない。それはなぜか? そこには花火大会を実行した福知山商工会議所と露店組合、そして地元警察を結ぶ複雑な裏事情が隠されているからにほかならない。 各都道府県には露店商の集まりである神農組合がある。表向きは露店商の組合なので個人加盟も多いが、実際には「テキヤ」をシノギとする指定暴力団に属している人間も数多くいる。その実態はフロント企業そのものだ。 福知山商工会議所もマスコミも口をつぐむが、関係者によると花火大会は例年、福知山商工会議所が神農組合へ運