JR東日本によりますと、今回、浸水の被害にあった長野市赤沼の「長野新幹線車両センター」は北陸新幹線の車両を整備したり留め置いたりするための施設です。 これまでに、施設に留め置いていた北陸新幹線の10編成、あわせて120車両で浸水被害を確認したということです。 北陸新幹線はJR東日本が所有するE7系と、JR西日本が所有するW7系のあわせて30編成ありますが、今回の浸水でE7系の8編成とW7系の2編成が被害を受けていて、北陸新幹線の全車両の3分の1が被害にあったことになります。 このためJR東日本などは現時点での運転再開のめどはまったくたっていないとしていて、仮に運転が再開されても運行本数が減る可能性があるということです。 車両基地はJR長野駅から北東に10キロあまりの場所にあり、今回氾濫した千曲川が東に流れています。 長野県のハザードマップでは、今回、被害を受けた長野市赤沼の「長野新幹線車両