東京・杉並区の住宅のベランダで白骨化した遺体が見つかり、警視庁はこの家に住んでいて17年前に捜索願いが出されていた当時60代の男性とみて調べています。 21日の午後3時半ごろ、東京・杉並区方南の住宅で、2階のベランダ部分に白骨化した遺体があるのをこの住宅の解体作業をしていた作業員が見つけました。 遺体はトレーナーを着て横になった状態で、警視庁が23日詳しく調べたところ、60歳以上の男性で、死後数年以上がたっていて、骨の一部が見つかっていないということです。 これまでの調べで、この住宅には平成9年当時に60代の男性が住んでいましたが、その後、行方が分からなくなったとして親族から捜索願いが出されていたということです。 警視庁は、死亡したのはこの男性とみて遺体の状況などを詳しく調べています。