昨日、大学の友人の誕生日だったことに気づき、お誕生日おめでとうメールを送りました。時が経つのは早いもので、大学を卒業してから12年が経とうとしているようです。 大学時代を思い返せば、怠惰に時間を浪費し、狭い世界で虚勢を張って生きていた記憶しかございません。ですが、あの頃があったからこそ今の自分があるという当然のことを意識しつつ、あの頃ああしておけば…という妄念を振り払って生きております。 さて、件のメールを送った友人は大学卒業後に実家のある地方に帰り、人生に迷いながらも着実に生きている逞しい友人でございます。毎年この「誕生日メール」のやり取りでしか彼の近況を窺い知ることができないのですが、私が想像力を逞しく膨らませることで彼を「逞しく」仕立て上げ、私が私自身を騙すことに成功しているのでございます。 何を言っているのか分からなくなってきましたが、本日はそんなハートウォーミングフルな「友人」の