日本サッカー協会が、次期日本代表監督として契約間近のハビエル・アギレ氏(55)に、16年リオデジャネイロ五輪世代の指導も要請していることが2日、分かった。日本代表の世代交代を円滑に進めるためで、U-21日本代表の手倉森誠監督のアドバイザー役を期待。18年W杯ロシア大会に向けて、A代表と五輪世代を統括する総監督のような立場で手腕を発揮してほしい、という狙いがあるようだ。 日本協会は、金銭面で大筋合意したアギレ氏に、A代表と五輪世代の「総監督」のような立場での指揮を打診した。五輪世代の直接指導ではなく、アドバイザーのような形で積極的に意見を出してもらいたいと求めている。試合観戦はもちろん、合宿などに足を運び、手倉森監督らコーチや選手とコミュニケーションを図ってもらい、五輪後のA代表の編成を円滑に進めたいという思惑がある。 ザッケローニ監督体制のスタッフは、原専務理事に対して「ザッケローニ監督は