ポッド2「日本小説の現在――現在時の日本小説をめぐって」 パネリスト:東浩紀、渡部直己、池田雄一、新城カズマ、大森望、前田塁+ これはひどいメモ。拾えていない。 前田「今、どうして批評をやっているのかという事について渡部直己さんから、どうですか」 渡部直己「理由は簡単で、高橋源一郎を殺すためです。高橋源一郎は書けない時期から日本の近代作家に沿って回復していき、作家というものをキャラクター化していった。作家という自然的なイメージに頼って書くというのは許しがたい。イメージとして文学を消費している」 渡部「今日は佐藤友哉の『1000の小説とバックベアード』という最低なものを読んでしまったのでそれ以外は褒めようと思って来た。昔はライトノベルというものを全否定していましたが、東さんと話して可能性のないものにも可能性を探っていくという所に惹かれて読んでみようと思った」 前田「描写がなくなっていくという