日本維新の会の松井一郎幹事長は30日夜、記者団に対し、石原慎太郎代表が同日の党首討論で公約「骨太2013-2016」の政策実例に盛り込まれた「原子力発電は2030年代までにフェードアウト(徐々に削減)」を見直す意向を示したことについて、「(公約は)日本維新の会としてのはっきりとした決定」と述べ、公約は修正しない意向を示した。 松井氏は石原氏の発言の意図について、「石原代表には(公約に関する)細かいところの説明はしていないから…」と釈明。「(説明すれば)完全にわかっていただけると思う」とし、「(石原氏と代表代行の橋下徹氏の)2人そろって発表したんだから、今出しているもので、有権者のみなさんにご判断いただきたい」と述べた。 維新は11月29日に、東京都内で石原氏と橋下氏らが会見し、公約内容を発表。橋下氏が当初盛り込むとしていた「2030年代までに原発ゼロ」は盛り込まれず、橋下氏は会見で「203