◇衆院選10・22投開票 公示から2日目となった11日、自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長(36)が前代未聞の“無言演説”を行った。舞台になったのは千葉6区のJR松戸駅前。ほぼ同時刻に立憲民主党の枝野幸男代表(53)が約50メートル離れた場所で演説していたことから「排除」ではなく「配慮」した格好だ。一方、希望の党の小池百合子代表(東京都知事、65)の「三都物語」は早くも崩壊した。 自民、立憲民主両党の人気No・1弁士が、JR松戸駅で激突した。 告知された演説開始時間は自民が午後3時20分、立憲民主が同30分とその差わずか10分。別の選挙区から移動してくる小泉氏、枝野氏が遅れて登場する可能性もあり、両陣営とも予想不可能の幕開けとなった。 午後3時44分。先にマイクを握ったのは西口デッキ上の枝野氏だった。ビールケースに乗ると、集まった有権者に「ここにいる人は、イケメンよりもゆるキャラが好きな人だと