肩や腰が痛いとき、気軽な治療として使われることがある貼り薬。そんな薬の副作用で「一生治りません」と医師に言われたとするブログが、ネットで大きな話題になりました。 関心を集めたのは「モーラステープ」という貼り薬。効果が高いため、整形外科などでよく処方される薬です。しかし、この薬には、ある副作用が存在します。それが「光接触皮膚炎」です。 治療に当たる皮膚科医は、この薬について「いくつか注意するべきポイントがある」とBuzzFeed Japan Medicalの取材に答えます。それはどんなところか、皮膚科専門医の佐治なぎささんに説明してもらいました。【BuzzFeed Japan Medical / 朽木誠一郎】 そもそも、光接触皮膚炎というのは、「日光に当たった皮膚が極端に赤くなることなどの総称」である光過敏症のうち、「原因薬剤があって、そこに日光が加わることで生じるもの」だといいます。 この